ITと製造業の間で呻く

組込み系元SEの呻き

私の情報処理技術者試験勉強方法(高度区分 スペシャリスト系)

スペシャリスト系についても前回記載した
論文系と基本的には考え方が同じです。
通勤の電車での学習がメインでそこを外れるのは最小限で。
 
2)スペシャリスト系対策
 0.科目を選び、願書を提出します。
   必ずシラバスを読んでください。
 
 1.スケジュールを立てます。
   (個人的な感覚ではたいていの科目は3~6ヶ月あれば何とかなります。)
 
 2.ベースとなる技術の入門書と参考書(なんでもいい)を1冊買います。
   ベースとなる技術の入門書ですが、たとえばネットワークスペシャリストだと
   TCP/IPが根幹となるためまずはここを抑えます。
   このあたりの書籍は受験体験記をぐぐると出てくるので
   参考にしながら選びましょう。
 
 3.技術の入門書を読みます。
   2で買った入門書を一通り読みます。
   この時点ではすべて理解できなくても兎に角最後まで読みきります。
 
 4.参考書に取り組みます。
   応用情報処理技術者までを取得している前提ですが
   まずは午後試験に注力し参考書を何度も読み返します。
       (午前は後回しで何とかなります)
   おそらく章ごとに例題 or 過去問があるので最初はわからなくてもいいので
   兎に角解きます。
   答えを見ながらどういった観点で出題者は答えてほしいかを読み解きます。
   わからないところがあれば技術書に戻ります。 
 
 5.何往復かしていると毎回問われているその役割で解決すべき
         本質的な内容が見えてきます。
   (たとえばネットワークスペシャリストだとスピード、
               セキュリティ、冗長性、耐障害性など)
 
 6.5を理解した状態で過去問(午後1、午後2)を解きます
   語句を埋める問題以外は大体午後1、午後2は大学入試問題の現代文と同じで、
   基本的には問題文本文から書き抜くことで得点が得られるはずです。
   (基本的には問題文から読み取れることしか回答を要求されていないため)
 
 7.過去問を何度も解きます
   基本的に午後1、2を中心に行いますが
   試験の1週間前には問題と答えを覚えるぐらい午前を何度もやってください。
   午前は基本的に過去問と同じ問題(答えも同じ場合が多い)が
   頻繁に出題されるため直前に何度もやったほうが
          個人的には効果が大きいと思います。
   ※時間短縮のため過去問集などを買ってもいいかもしれません。
 
 8.前日
   わからなかった用語などを最終確認してください。
   スペシャリスト系は必ず用語を問う穴埋め問題があるので
   ここを落とさないように復習しておいてください。
   また、記述で心配な漢字は書き取りして練習しておいてください。
   そして最後によく寝てください。
   
 9.当日
   午後1,2は何か書いていると得点できる可能性があるため
   午後1の出来がいまいちでもあきらめずに午後2を受けてください。
   あと、空白はよくないので何らかの文字を埋めてください。
 

 

情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト 2015年版

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平成27年度 ネットワークスペシャリスト パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)

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マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

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