オープンデータで見る情報処理技術者試験
試験を受ける前に情報処理技術者試験ってどれくらい効果が見込めるのだろうか?
就職に有利になるのか?転職に有利になるのか?
昇給、昇格に効果があるのか?
と思うことがあると思います。
ということで情報処理技術者試験の保有者数をWebに公開している企業があったため
そこでオープンになっている情報をベースに分析してみました。
データは本日(2016.1.14現在)各企業のHP記載情報をベースに作成しています。
調査対象は下記企業です。
・NECソリューションイノベータ
・日立ソリューションズ
富士通さんは最近、再編があったのでHPに記載はありませんでした。
まだ集計中かな?
また、NTTコムウェアさんの基本情報技術者数はHPに記載がありませんでした。
(基礎レベルで載せるまでもないということでしょうか)
グラフで比較すると、どの企業もほとんど同じ傾向が見えます。
高度区分のレア度でいうとITサービスマネージャ、ITストラテジスト、システム監査、エンベデッドというところでしょうか。
プロマネとシステムアーキテクトが大体同じぐらいです。
次いでネットワーク、DBという順のようです。
また、高度区分の複数保有の率を割り出してみました。(全社平均)
(計算方法は単純に各資格の保有率をかけ合わせています)
高度区分を複数持つと、ほとんどの組合せで1%未満となるので
100人に1人未満の存在と言っていいと考えられます。
個人的にはスペシャリスト系1個と
プロマネ or ITストラテジストを取るあたりがベストじゃないかと思ってます。
ただ、この辺りは企業で1個以上の高度区分を持つことを
昇格条件とかにしていることが考えらえるので2個以上とるモチベーションが
働いていないのかもしれません。
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