ITと製造業の間で呻く

組込み系元SEの呻き

2016年中小企業診断士1次試験ダメでした。

今年初めて臨んだ中小企業診断士1次試験は
自己採点の結果わずかに合格点に届かず、不合格となりました。
 
受験した感想と来年に向けた対策をメモしておきます。
今後受験される方の参考になればと思います。
 
1.感想
 (1)7科目を試験前に振り返るのが大変
   7科目勉強するのも大変ですが、それ以上に大変なのが
   試験前に7科目を振り返り、全体のレベルを押し上げることです。
   
   得意、不得意があったり、全体の理解が求められる科目がある一方で
   暗記が中心になるような科目もあります。
   それらを仕事の合間を縫って合格レベルに引き上げることが
   非常に難しく感じました。
   
 (2)財務会計についての理解度の低さ
  これは痛感しました。
  公式を覚えて計算問題は解けるというレベルで臨んだのですが
  表を読み解けない
  というのが改めて弱点となり40点台と点数が伸びませんでした。
 
   一般の受験者の方は相当難しいということでしたが
  専門領域なので得点源として活用できました。
  それでも70点台だったので、技術者でない人には難しいんだと思います。
  
  また、別の機会に書きたいと思いますが
  今後,ITは単に会計や生産計画、受発注といったバックエンドの業務を支援する
  というところから、IoTの世界になると実際に製品にITを組込む事や
  今やっている事業のオペレーションそのものがITに代わる可能性があります。
  そういった時代の変化で、中小企業診断士ももう一歩踏み込んだ理解が
  求められているのかもしれません。
 
2.来年に向けて
 (1)財務会計のレベルアップ
   財務諸表を読み解くということを主眼に少しレベルアップしたいと思います。
   また、二次試験でも問われる内容なので理解を進め得点源として
   使えるレベルになればと考えています。
 
   下記書籍の評判がいいので買ってみました。
   試験までにこの本に出会えていたら結果が違ったかもしれません。
 
    

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

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財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)

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 (2)秋はどう過ごすか?
   二次試験用にスケジュールを開けていた秋ですが
   IPA情報セキュリティスペシャリストを受けることにしました。
   世の中の流れを見てもセキュリティの需要は伸びるので
   必須の知識かと思います。
 
 (3)二次試験対策
   今回少ないながらも科目合格が取れたことから、来年は1次突破と
   2次試験合格を目標としたいと考えています。
   まだ、漠然としていますが秋の情報処理技術者試験終了後から
   1次試験強化と併せて二次対策を進めていきたいと覆います。
 
 

 

2016 情報セキュリティスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策 (午後対策シリーズ)

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